
運動神経は育てられる!キックボクシングで変わる子供たちの未来
「うちの子、運動が苦手なのかも…」
そんな不安を持っておられる保護者の方も多いかと思います。
しかし、運動神経は「先天的な才能」だけで決まるものではありません。
子供たちの運動神経は、適切な時期に多様な動きを経験することで育てることができます。

理学療法士×プロ格闘家が考える「子供の運動発達とキックボクシング」
理学療法士としての視点から考えると、子どもの身体の発達には「バリエーションのある動き」が非常に重要です。
特定の動きに偏ることなく、全身をバランスよく使う経験が、「筋肉や関節の発達」「姿勢の安定」「反応スピードの向上」などにつながります。

キックボクシングは多様な運動の宝庫
ピアレスウルフのキッズクラスではキックボクシングに取り組んでいます。
キックボクシングには「パンチを打つ・キックを蹴る・避ける・構える」といった多彩な動きが含まれています。

これらの動きを通して、子供たちはリズム感・空間認知能力・バランス感覚といった基礎的な運動能力を育むことができます。
加えて、レッスンの中にはサーキットトレーニングを始めとして、ダッシュ、片足立ちなど、全身を連動して使うトレーニングの要素を多く取り入れて行っています。

また、子供たち同士が積極的にコミュニケーションをとれるようサポートを行い
運動が得意でない子も無理なく楽しめる環境づくりも徹底して行っています。
運動神経の発達は幼少期がピーク
人の神経系の中でも、特に運動神経は6〜12歳頃にかけて急速に発達すると言われています。

この時期は「ゴールデンエイジ」とも呼ばれ、様々な動作を経験することで、脳と身体の連携(神経と筋肉の協調性)を飛躍的に高めることができます。
走る・跳ぶ・打つ・蹴る・避けるなど、異なる刺激を多方面から与えることによって、脳の発達もより促進されます。
多様な運動に取り組み、「身体の可動域」「筋力」「バランス」を整える
運動のパターンが偏っていると、特定の筋肉や関節に負担がかかり、姿勢の崩れや身体の使い方の癖が生まれることがあります。
多様な動きを行うことで、身体の前後・左右・上下すべての方向にわたる動作が自然と行われ、全身のバランスが整いやすくなります。

また、体幹を安定させる動き、片足でのバランス、手足の協調運動などを運動の中で組み合わせることで、正しい身体の使い方を身につけることが可能です。
失敗の中で多くのことを学ぶ
いろいろな動きにチャレンジすることは、うまくできない動作や、初めてのチャレンジにも出会う機会が増えるということでもあります。
「できない → 試す → 工夫する」という繰り返しの中で、運動の工夫・自信・楽しさを育むことが出来ます。

これは自己肯定感や挑戦する力を育むうえでもとても重要なことです。
理学療法士だからこそできる指導を
子どもたち一人ひとりの身体の特性や発達段階を見極めながら、ケガのリスクを最小限にしつつ、身体の可能性を最大限に引き出すこと。
これが理学療法士としての経験を活かして、子供たちの運動指導を行う上での強みであると考えています。

無理なく安全に、そして楽しく!ピアレスウルフのキッズクラスでは、運動が初めての子でも安心してクラスに参加していただける環境づくりを徹底しています。
ピアレスウルフでは、格闘技を通して、未来ある子どもたちの健やかな成長を引き続き全力でサポートしていきたいと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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記事の執筆者
阪本洋平(ピアレスウルフ代表)
・理学療法士
・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
・パーソナルトレーナー
経歴
琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
在学中も選手としての活動を継続する。
卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン
阪本典子(スペシャルアドバイザー)
・医学博士
・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
・九州栄養福祉大学 名誉教授
・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授
・近畿大学医学部 学内講師